「頑張っているのになかなか成果が出ない」
「行き詰っている」
といった事に悩んでいませんか?
今回は、そんなあなたに向けて問題解決の手法について解説していきたいと思います。
「なかなか思うような成果が出ない」
というあなたにお勧めの内容となっていますので是非ご覧ください。
目次
今回の参考文献はこちら!
イシューから始めよは、努力量は多いのになかなか成果が出ない日本人に対して、問題の立て方から解説した本です。
本書での結論は、いかにいい問いを立てるかで成果は決まるという事です。
本書では、歯を食いしばって頑張っているのに成果が出ないのは、そもそもの問題の立て方が間違っているのでは?と言及しています。
それでは、解説していきましょう。
本質的な問いとは?
問題解決につながる
本質的な問いは、問題解決につながることが大前提です。
「そんなことは、当たり前だよ」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、問題を解決するにあたり多くの人がこれを間違えています。
例えば、あなたがダイエットを成功させたいとしましょう。
その時に、自分が太っている原因はお菓子の食べ過ぎだと考えたとしましょう。
しかし、そのお菓子の食べ過ぎが原因だという考えが間違っている可能性もあります。
本当は、運動をしていないから、睡眠が十分にとれていないから、ストレスがあるからなど理由は複数に考えられます。
このように、そもそもの問いが間違っているとどんなに努力しても解決には向かいません。
そのため、問題解決につながる問いを考える必要があるのです。
仮説がある
本質的な問いには、必ず仮説が必要です。
なぜなら、仮説がないとどの方向に自分が努力していいからわからなくなるためです。
先ほどのダイエットの例を挙げてみましょう。
「ダイエットをするためには、毎日30分の筋トレをすれば1か月で1~2キロを減らすことができるだろう。」
こういった仮説を立てることができれば、成功したとき、失敗したときに要因を分析できることにつながります。
本質的な問いに導くための2つの方法
SO WHATの質問を投げかける
SO WHATとは、「だからなに?」という質問です。
これを自分が考えた仮説にぶつけてみましょう。
SO WHAT?質問を投げかけることにより、自分の中の仮説が明確化されます。
例えば、ダイエットを成功させたい例で言えば
①ダイエットを成功させるためには、筋トレをして腸内環境に良い食材を食べる必要がある ↓SO WHAT? ②筋トレをすることにより、代謝を上げ痩せやすい体を作り、腸内環境を整えることで、食べても栄養を吸収消化できる体を作ることができる ↓SO WHAT? ③筋トレは、ベンチプレス、スクワットが考えられる。 腸内環境を整える食材は、納豆、レタス、キャベツ、ブルーベリーが考えられる
このように、SO WHAT?の質問を投げかけることにより、自らの仮説が明確化されます。
これにより、自分自身がやらなければならない行動の明確化に繋がります。
SO WHATの質問については、ノートもいらず頭の中でできるのでおすすめです。
極端な事例を考える
本質的な問いに必要な事として、常識から外れたことがあげられます。
この理由として、他の人と同じことをしても成果が上がらないためです。
では、常識的でない問いを見つけるにはどうすればよいのでしょうか。
それが、極端な事例を考えることです。
人間は、問題を抱えてしまうと視野が狭まり、常識的な事しか思いつかなくなります。
そのため、その視野のリミッターを外すために、極端な事例を考える必要があるのです。
例えば、副業の場合を見ていきましょう。
月に1万円稼ぐことを考えるのではなく、
もしこのビジネスが月に100万円稼ぐものになるなら?
もしくは、
このビジネスが1円も稼げないなら?
と考えることによって、
普通の視野では考えつかなかったことでも、本質的な問いと仮説を思いつくことができます。
私は、説明しておいてなんですが、極端な事例を考えることはあまりできていないので、心がけようと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、なかなか思うような成果が出ないあなたに向けて、
根本的な問題解決につながる本質的な問いについて解説してきました。
・本質的な問いとは? ①問題解決につながる ②仮説がある ・本質的な問いを導く2つの方法 ①SO WHATの質問を投げかける ②極端な事例を考える
本日もありがとうございました。
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