営業職のキャリアパスとは?スキルを活かしたキャリアプラン2選を紹介

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営業職は、どのようなキャリアパスが考えられるのでしょうか。現在営業職の方は、3年後や10年後にどのように成長しているか気になる方もいるでしょう。

今後のキャリアを考えるには、現在の営業経験がどのように役立つのかを知る必要があります。

そこで今回は、営業職で求められるスキルと営業経験を活かしたキャリアパスを2選ご紹介します。営業として培った経験を活かせるプランを検討しましょう。

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営業職とは?

営業職とは、商品やサービスのアピールをして購入につなげる仕事です。企業の商品を契約に取り付けるため、企業を存続、発展させるために不可欠な存在です。

総務省統計局による「令和3年 労働力調査年報」によると、営業職を含む販売従事者の人口は、令和3年12月時点で372万人とされています。商品購入につなげる役割は、企業にとって必要なため、営業職の労働人口は多いのです。

仕事内容としては、主に以下の通りです。

  1. 顧客選定
  2. 商談 
  3. 見積書提出
  4. 受注、契約、納品、請求

まずは、企業の商品をどのような顧客に届けるかを選定します。この際には、市場の規模といった需要の調査も必要です。その後、顧客との商談を行い、商品のメリットや活用事例などを説明して、興味をもってもらいます。

さらに、見積書の提出をして、顧客へ商品の金額提示が必要です。受注出来た際には、契約から納品、請求まで行います。

4種類の営業職

営業職の仕事内容は、営業スタイルによりさまざまです。以下の4種類があります。

  • ルート営業
  • 新規営業
  • 個人営業
  • 法人営業

ルート営業とは、すでに取引実績がある顧客に対して行う営業です。仕事内容として、納品した商品の交換や消耗品の販売、追加サービスの提案をします。顧客満足度の向上を目標とします。

新規営業とは、取引の実績がない顧客に商品を購入するように働きかける営業です。関係性がない中で、アポイントから行うため難易度が高くなります。顧客だけでなく、競合他社や市場のニーズも分析する必要があります。

個人営業とは、一般の個人に向けて商品を販売する営業です。顧客と近い距離での会話が可能で、企業のように決裁がいらないといったメリットがあります。具体例として、不動産や金融商品の営業があるでしょう。

法人営業とは、企業に対して行う営業です。契約金額が高額になるのが特徴です。顧客1人だけでなく、管理職といった決裁権を持つ人を説得できる論理的なプレゼンテーションスキルが求められます。

営業職に求められるスキル

営業職に必要なスキルは、以下の2点が挙げられます。

  • コミュニケーションスキル
  • ヒアリングスキル

営業職は、社内外の人間とコミュニケーションを図る機会が多いため、コミュニケーションスキルが必要です。具体的には、わかりやすい話し方や納得できる論理的な話し方が求められます。さらに、商品を訴求するために、数字やデータ、導入事例を使用しての説得が重要でしょう。

ヒアリングスキルも営業職に必要です。顧客の抱えている課題や要望をくみ取る能力を指します。例えば、顧客が実際に抱えている課題や潜在的に抱いている要望も引き出すスキルも求められるでしょう。

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営業職スキルを活かしたキャリアパス2選

営業職のスキルを活かしたキャリアパスは、どのような職種や業界が上げられるのでしょうか。

ここでは、管理職への昇進と営業スキルを活かした転職について解説します。

管理職への昇進

管理職とは、組織や売上を管理する仕事です。目標設定や売上の管理、部下の育成が挙げられます。営業職から管理職へ昇進するためには、現場での実績を出す必要があります。自身での目標達成経験や、チームメンバーとの協力が評価されるためです。

営業から管理職になるためには、営業として活躍するためのスキルでは足りません。以下の2点のスキルが求められます。

  • リーダーシップスキル
  • 戦略立案スキル

まずは、リーダーシップスキルです。自分だけでなく、チーム全体で目標設定と達成を目指すため必要です。営業方法や顧客分析など、チームに対して指導して生産性を上げ、達成へとつなげます。

戦略立案スキルも求められます。SWOT分析(外部要因と内部要因を4つに分けて分析する手法)やPDCA(計画、行動、評価、達成のサイクルで効率や生産性を上げる手法)の活用により、目標達成を目指します。

営業のスキルを活かして転職

営業職は、ビジネスの基礎スキルが身につくため、転職をしてキャリアアップをする手段もあります。

具体的には、以下の通りです。

  • マーケターへの転職
  • IT営業職への転職

営業職のスキルを活かしたい場合は、マーケターへの転職がおすすめです。マーケターは、商品が売れる仕組み作りをします。営業で経験した顧客の要望のヒアリングやプレゼンにより、顧客ニーズの分析や商品のPR方法がマーケターに活きるでしょう。

仕事内容は、市場の分析やWeb、SNS広告運用、SEO(検索サイトで上位表示を狙う施策)記事の作成です。特に、Web広告は市場規模が大きいため将来性が高いといえるでしょう。

営業スキルをより伸ばすIT営業職への転職も挙げられます。IT営業では、営業支援ツールや業務効率化システムなどの販売をします。有形商材の営業よりも、顧客の課題を詳細に聞き、解決につなげることが求められるでしょう。今の営業スキルをさらに高められます。

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営業スキルを活用して、キャリア構築につなげる

今回は、営業に求められるスキルと営業経験を活かしたキャリアパスについて紹介しました。営業職は、コミュニケーションスキルやヒアリングスキルが身につくため、幅広いジャンルでの活躍が可能です。

また、現在の営業経験は、管理職への昇進やマーケター、IT営業職への転職に活かせます。

営業経験で培ったスキルを把握して、最適なキャリアパスを描きましょう。

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