目次
初めて
「悲観者はあらゆることに困難を見出す。
楽観者はあらゆることに希望を見出す。」
本ブログを読み終えた後に、この意味がわかると思います。
あなたは、今ストレスを抱えていますか?
仕事、家庭状況、人間関係、お金、将来の不安等
生きてたら嫌なことって多いですよね。
「だから、ストレスなんてなくなればいいのに」
そう思う気持ちもすごくわかります。
しかし、本当にそれでいいんでしょうか。
本日参考に解説していくのは、
そんなストレスに対しての考え方を変えてくれる1冊
ストレスを力に変える教科書
スタンフォード大学の健康心理学者ケリーマクゴニカルさんが
書かれた
端的にいうと、ストレスとは
私たちが思っているほど
悪いものではないよと
教えてくれる本です。
ストレスをどう捉えるべきか
①ストレスとは?
あなたが恋人と喧嘩したとします。
いらいらすると思いますが、
その時、体内では
コルチゾールというストレスホルモンが分泌し
あなたの体を警戒態勢にします。
これだけ、聞いたら悪いものに
思えますが、実はあなたの体を守るために行っている
防衛本能なのです。
もし、森を歩いていて
ライオンに襲われたとしましょう。
その時にこの防衛本能は役立ってくれます。
人の体は古代から、あまり変わっていないため
このような反応がでるのです。
では、なぜストレスは悪いものに感じてしまうのか?
それは、前述したような
ストレスの機能をあなたが知らないからです。
ストレスの機能は、
大きく分けて3つあります。
1つは、先ほどの防衛反応
何か嫌なことがあったときに
体を警戒態勢にさせて
命を守ってくれます。
2つ目は、チャレンジ反応
ストレスを感じているときは、
仕事で頑張っているとき、受験勉強をしている時等
もあるはずです。
その時には、チャレンジ反応が
集中力や記憶力を高めさらなる高みへと
導いてくれるお手伝いをします。
そして、3つ目 思いやり絆反応
ストレスを感じたときに、
大切な人を守ろうとする反応です。
家族、ペット、恋人、友達、まだあったことのないだれか。
人は自分のためによりも、誰かのために頑張る生き物です。
この思いやり絆反応があることによって
守るべきもののために強くなるのです。
②ストレスを捉えなおす
ストレスの機能がわかったところで、
捉え方を変えていきましょう。
基本的に私たちは、
嫌なことがあると、
ストレスを抱えているから
ダメだと考えてしまいがちです。
しかし、心理学の世界では、
ストレスが悪いものだと考えると
死亡率が上がり、うつ病になりやすいとされています。
しかし、ストレスは自分のためになると解釈していると
それらのデメリットが消え、
集中力の向上、メンタルの改善、記憶力向上、目標達成率向上
などのメリットを教授することができるのです。
そうです。ストレスをいいものだと思うだけでいいのです。
これを心理学用語でリフレーミングといいます。
例えば、上司に怒られたときに
「こいつは俺のことが嫌いでいっているのだ」
と考えるのではなく、
「いつも怒ってくるけど、この人は
俺のメンタルを鍛えようと協力しているのだ」
と捉えなおすことによって
少しは、楽になるのではないのでしょうか?
ストレスを味方にする3つの方法
捉えなおすといっても
私には難しいよって方のために具体的な方法をお教えしましょう。
①感謝を伝える
なぜ感謝なのか。
感謝をすることによって、体内のストレスホルモンの
量が下がり、ストレスを味方につけることができるとされています。
とはいっても、いきなり感謝を伝えるのは難しいと思います。
身の回りのことで、普段は当たり前だと思っているものに
頭の中で感謝を伝えてみましょう。
例えば、ご飯を作ってくれている家族に感謝を
きれいな公園に整備してくれている人たちに等
それだけで、普段はネガティブなことだけに
目を向けていたはずですが、
身の周りのいいことに意識が向かい
結果的にストレスを味方につけることにつながるのです。
②人に親切にする
人は、なんだかんだ誰かの役に立ちたいと
思っている生き物です。
誰かに貢献をして
感謝されることによって、
自分は必要とされていると感じ
自己重要感が増すのです。
ちなみに、ボランティアをしている人ほど、
自己重要感が増し、自分に余裕ができ主観的な時間が増えるので
いろんなことに挑戦することができます。
このように、人に親切にすることで
あらゆるメリットを得られるのです。
ストレスを感じたら、人に親切にする
と習慣づけてみませんか?
③価値を意識する
人生に価値を見出した者は、あらゆる困難に耐えられる
有名な名言ですが、
人は、価値を意識することで
メンタルが改善することがわかっています。
例えば、こんな感じです。
サッカーが楽しいという価値観でサッカーを
やっていたが、なぜだか厳しいトレーニングにも
耐えられた。
この場合の価値観は、「サッカーを楽しむ」でしょう。
人は、自分の価値を意識しているとあらゆる困難に耐えられます。
ちなみに僕の価値観は
「知識と実践」です。
人生のあらゆることにこれを応用したいと思っています。
例えば、ストレスを抱えたときには、
前に本で学んだストレスを感じたら行う対策を
実践する場になるのです。
このように価値をもつと
人生のすべてが価値を実践する場へと変わるのです。
以上、ご紹介した3つの方法を試してみてください。
終わりに
ストレスの捉え方を変えることができたでしょうか?
もし、少しでも今の現状を変えるきっかけになっていたら幸いです。
冒頭で紹介した
「悲観者はあらゆることに困難を見出す。
楽観者はあらゆることに希望を見出す。」
という言葉の意味はお分かりいただけたでしょうか。
ストレスによる解釈を変えることで
どんなにつらいことが起きても
それに意味を見出して
乗り越えることができるのです。
アウシュビッツ強制収容所をご存じですか。
ヒトラー率いるナチスがユダヤ人を拷問をして
閉じ込めていた収容所です。
ここでは、ほとんどの人はなくなったのですが、
生き延びれた人たちにはある共通点がありました。
それは、家族に会いたいなど
確固たる価値観をもっていたことです。
このように自分自身のなかに強い価値観を
もっていればつらいことを乗り越えるきっかけになると思います。
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました
参考文献
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