「いつも不安感に苛まれている」
「ネガティブな感情のせいでミスばかりしている」
「失敗するのが怖い」
そういった悩みを抱えていませんか?
自己啓発の世界ではそういった悩みを持っていると、
「ポジティブに考えよう!」
と解決策を投げかけてきますが、本当に正しいのでしょうか?
結論から言うと、その解決策は間違っています。
え?間違っているの?
なぜなら、ネガティブな感情にはメリットがあるから。
今回は、不安を感じやすいあなたに対して、「不安感」は成功するために大きな武器になると解説していきます。
内向的でネガティブな感情を感じやすい方には勇気の出るオススメの内容となっています。
・当記事はこんなあなたにおすすめ! ①不安を感じやすい ②将来に対する不安がある ③過去の後悔を引きずっている
本日の参考文献はこちら!
ネガティブな感情が成功を呼ぶは、文字通り悪いものに捉えられがちなネガティブ感情の常識を覆す本となっています。
私はこの本を読んで、不安感を感じやすい性格でよかったなと心から思いました。
当記事を読んで興味を持ってくださった方は、手に取ってみてください。
目次
ネガティブな感情を感じるメリット
冒頭でも解説しましたが、ネガティブな感情にはメリットがあります。
なぜメリットがあるのかと言うと、脳が「このままではいけない!現状を変えなきゃ!」とアラームを発信してくれるから。
その脳の働きのおかげで以下で解説するメリットが現れます。
どんなメリット?知りたい!
行動力を上げてくれる
ネガティブな感情は行動力を上げてくれます。
なぜなら人は不安から逃げ出したいと常に思っているから。
これを心理学では、損失回避の法則と呼びます。
例えば、仕事を頑張って成果を出すと考えているよりも、仕事を頑張らないと「失業してしまい毎日お金に困るのでは?」と考える方が行動力は上がるのです。
このように、不安な感情はよくないと思われないように感じますが、私達を突き動かす力となります。
私自身も、とても不安を感じやすいのですが「行動しないと現状は今よりも悪くなる」と考える事で行動に移せています。
しかし、不安を必要以上に感じやすすぎる人はデメリットとなるので以下の記事を参考にしてみてください。
成長できる
ネガティブな感情はあなたの成長を加速させてくれます。
なぜなら、ポジティブな感情はやる気を高め、ネガティブな感情は詳細な計画と行動力を駆り立てるから。
よくやる気満々な人がいますが人が成長し目標達成するためには、ポジティブだけでは足りません。
「失敗したらどうしよう」
と思う事によって、失敗しないための計画を立てる事ができるのです。
その結果あなたは、短い時間でも他の人の何倍も成長できるのです。
世の中にいる出来る人は、やる気に満ち溢れているわけではありません。
ネガティブな感情も味方にして行動しているのです。
あなたも、ネガティブ感情を利用して周りの人から羨まれるできる人になりませんか?
私もこの事実を知ってから、ポジティブな想像をしてしまった時には、あえてネガティブな想像を組み込んで失敗しないための方法を考えています。
このネガティブな想像を組み込むについては、以下の記事に記載しています。
集中力があがる
最後にネガティブ感情はあなたの集中力を上げてくれます。
なぜなら、人は不安を感じやすい人ほど集中力が高くなり生き残りやすかったから。
「何とかなるっしょ」と考えてしまう人は、注意を怠り古代では肉食獣に食べられてしまいました。
そして、その習性が今も身についています。
例えば、プログラマーやエンジニアや弁護士、医者などは、小さいミスでも命取りになるので、不安を感じやすい人が多いといいます。
そして、ただ楽観的な人よりも、ミスをしないために集中力を発揮しようと試みるわけです。
私の場合も、集中力を発揮するために、不安感を意図的に思い出したりしています。
ちなみに集中力に関しては、以下の記事も参考になるかと思います。
ネガティブ感情を活かす方法
ネガティブな感情のメリットを知ったところで、活かすためにはどんな方法が挙げられるのでしょうか。
ネガティブってだめだと思っていたけど、こんなにメリットがあるんだね!ネガティブを活かしてみたい!
ネガティブ感情を活かすためには、2つの方法が挙げられます。
感情の明確化
感情の明確化とは、自分の抱えているモヤモヤを具体的な言葉に落とし込む事です。
人は抽象的に悩んでしまうと反芻思考に陥り行動力が落ちますが、感情を明確化する事で、行動力が上がります。
そして、その感情の明確化方法として筆記開示が有効です。
筆記開示とは
①8分間のタイマーをセット
②自分の悩みや不安をひたすら書き出す
これだけです。
この筆記開示をする事により、感情を明確化でき行動力を圧倒的に上げる事が出来ます。
そして、より筆記開示の効果を引き上げるために、紙に書いた不安を利用できないかと考えてみてください。
例えば、私の例であれば「将来に対する漠然とした不安と仕事上での悩みで寝れない」といったことがありました。
これを「不安で寝れないのであれば、もしかしたらブログの読者も同じような悩みを抱えているのでは?」と考える事で記事を1つ作成する事が出来ました。
このように、どんなネガティブな事でも活かす事が出来るわけです。
この事をリフレーミングと言いますが、以前の記事で紹介しています。
①筆記開示で自分の悩みを明確化 ②「その悩みを利用できないか?」と考える
ぜひ行ってみてください
あえて退屈でいる
「会議が退屈でしょうがない」
「暇な時間にそわそわする」
と思っていませんか?
実はそんな退屈な時間にもメリットがあるのです。
それが、創造性を上げる事なのです。
実は人間は、集中している状態にあるよりも、色んなところに意識が向いた方がアイデアが出るのです。
アイデアに関しては、以下のブログにも記載しています。
例えば私の例でいうと、
「退屈な会議中にブログのネタを書き出す」
「読書の途中に5分間、ただ座る」
とすることによって、良質なアイデアが出るようになります。
退屈という感情も使い方次第では大きな武器になるので使ってみてください。
アイデアに関しては、これまでにも様々な手法を解説してきましたので興味があればご覧ください。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回は、以下のことについて解説してきました。
・ネガティブな感情のメリット ①行動力向上 ②圧倒的成長 ③集中力向上 ・ネガティブな感情を活かすには? ①感情の明確化 ②あえて退屈でいる
私が「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」という本を読んで感じたのが、自分の感情を否定するのではなく、自分のポジティブもネガティブも受け入れる必要があるということです。
その理由として、ポジティブな感情は自己肯定感を高め、ネガテイブな感情は行動力、集中力を上げる事に役立つので否定する必要はないわけです。
皆様も、自分の感情に飲まれるのでは無く、感情を受け入れて利用してみてください。
そうすることにより、成功に近づく事が出来るはずです。
ネガティブだからって、自分はだめだって思う必要はないんだね!
本日もありがとうございました。
参考文献
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