「仕事がうまくいかずに毎日つらい」
「他の人と比べて自分は劣っていると思っている」
と思っていませんか?
そんなあなたに今回は、科学的知見を交えながら「あなたの能力を最大限活かして、仕事がうまくいかない状態から抜け出す方法」についてご紹介していきます。
少しでも自分の強みを活かしたい方はお読みください。
本記事はこんなあなたにおすすめ ①常に最大のパフォーマンスを出したい ②他の人よりも秀でていたい ③仕事ができるようになりたい
今回の参考文献はこちら
この「競争の科学」では、競争をすることによって、人の能力を高めることができると解説されています。
少し分厚くて、読みづらそうに感じるかもしれませんが、読むと「誰かと切磋琢磨しあいたくなる」本なのでおすすめです。
当記事を読んで、興味の出た方はお手にとってみてください。
目次
競争するメリット
能力を引き出すにはどうしたらいい?
結論から言うと、あなたの潜在能力を活かす方法は、「競争すること」です。
では、なぜ競争があなたの能力を活かすことになるのでしょうか。
本番の緊張に慣れる
仕事上で、
「人前で話すイメトレをして準備万全にしたはずなのに、本番のプレゼンではうまくいかなかった」
という経験はありませんか?
これは、本番の緊張になれていないことによっておきます。
人は、誰かに見られると心拍数が上がり、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されるため、焦ってしまい1人ではうまくいっていたことが本番になるとうまくいかなくなります。
そのため、もちろん1人で練習することも大事ですが、常日頃から誰かと一緒に練習することで、心拍数の上昇とコルチゾールの分泌になれておくことができます。
そうすることにより、本番の緊張に慣れ、あなたは最大のパフォーマンスを出せることにつながります。
私の場合も、もともとは非常に緊張しいでしたが、就活の際、友達や先輩と50回以上面接練習を行うことで緊張なく本番に挑むことができました。
さらなる努力を引き出せる
次に競争は、さらなる努力を引き出します。
なぜなら、ピアプレッシャーという心理的圧力がかかるからです。
これは、誰かと一緒に練習することで1人では追い込めなかったところまで努力することができます。
例えば、筋トレのベンチプレスを例に上げると
・1人では10回しか挙げられなかった重さでも、友達と一緒に行うと15回挙げられた。
他にも
・1人で副業のブログを書いていて1日1時間しかできなかったが、友達と一緒に行うと1日2時間できるようになった。
このように、競争をすることであなたの潜在能力を引き出す力を高めることができるのです。
ピアプレッシャーに関しては、影響力をもっている人に共通する6つの習慣も参考になります。
創造性が高まる
そして、競争をすることにより、アイデアがよく出るようになります。
コルゲート大学が子供を対象にした研究によると、一人よりも競争して問題解決を行ったほうが創造性が高まりアイデアが出やすくなったと結果が出ています。
これは、誰かと競い合って問題を解決しようとしたほうが、「人よりも優れたアイデアを出したい!」という気持ちにより、実際に創造的になったと考えられます。
これを身近に考えてみると、独占状態の業界よりも、競争が乱立している業界の方が新しい機能を搭載した商品を出せることに納得がいきますね。ex)スマートフォン、車、スマホアプリ
このように、競争することで創造性という能力を引き出すことにつながります。
アイデアがでないという方は「新常識」問題の解決策が浮かばない方が実践できる打開方法も参考になります。
競争するための2つの法則
では、競争することにより潜在能力を引き出せることがわかったので、競争するための法則についてみていきましょう。
自分とレベルの近い人と競争する
人は、自分よりも遥かに上の人と比較すると「自分なんて努力しても無駄だ」と感じ、遥かに下の人と比較すると「この人よりましだから、努力しなくてもいいか」と考えてしまう生き物です。
そのため、競争はあくまで、あなたとレベルが近い人と行ってください。
それにより、先程解説したさらなる努力をひきだせることにつながります。
「でも、そんな切磋琢磨しあえる仲間なんていないよ」って方は、オンライン上で頑張っている人と繋がれるオンラインサロンがおすすめです。
オンラインサロンについては、以下の記事が参考になったので、良ければお読みください。
少人数での競争
競争する際には、少人数の方があなたのモチベーションは上がります。
心理学で、N効果という概念があります。
これは競争相手は少ないほどモチベーションが上がるということです。
例えば、あなたがプログラミングの勉強をして仕事を受注したいと考えているとします。
しかし、世の中にはプログラマーやエンジニアがたくさんいます。そんな中で勉強をすると「初心者で勉強をしてその人達に勝てるのだろうか?」という疑問が湧き出やすくなるのです。
その結果モチベーションの低下につながります。
それでは、あなたの能力を引き出すことにはつながらないでしょう。
そのため、競争の多いジャンルで戦わないと行けない場合、
・大多数の人と戦う意識
ではなく
・周りにいる少人数の人と切磋琢磨する
というイメージを心がけてください。
例えば、周りでプログラミングを勉強している友達と「どこまで進んだのか」を共有するなど。
それにより、競争するメリットを最大限引き出すことができます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
本日は、あなたの潜在能力を最大限引き出す方法として、競争することのメリットと方法について解説しました。
競争するメリット ①本番の緊張に強くなる ②さらなる努力を引き出す ③創造性が上がる 競争するための2つの法則 ①自分とレベルの近い人と競争する ②少人数で競争する
このように、競争はあなたの能力を引き出すお手伝いをしてくれます。
本日の記事が参考になれば、一緒に切磋琢磨できる仲間を見つけてみてください。
では、本日もありがとうございました。
参考文献
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